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想い

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​「人の可能性を最大化すること」
私が生涯を通じて追求していきたいことです。

子どもの持つ可能性は無限大だと考えています。
転勤族で引越を繰り返す中、おかれた環境や先生にかけてもらった言葉ひとつで自分から出るエネルギーに大きな差が生まれることに気がつきました。また、今のびのびと活動できているのは幼少期に豊かな携わり方をしてくださった大人の皆さんのおかげだと思っています。
かかわる生徒さんがひとりの人間として生まれ持ったものに気がつき、生き生きと成長されていくことが願いです。

そのために必要なこと。それは2つだと思っています。
1つ目は自由な発想が守られる安心感のある場所であること。

この教室では踊りが他の人よりも上手くなるということではなくそれぞれが潜在的な自分の可能性に気づき、今後の人生で支えになるような自信、思考プロセス、創造性、知性を知ってもらうことに主眼を置いています。もちろん振付や指導はありますが、生徒さん自身の「こうしてみたい」「こう思う」という発想を丁寧に守りつつ、一緒に学んでいきたいと思っています。そして学校とも家とも違う、第三の居場所のような存在に当教室がなれたらとても嬉しいです。
2つ目は可能性に気づくきっかけをできるだけ多く持つこと。それも早いうちから。大企業の人事をしていると「特にやりたいことなんてない」「なんとなく勉強は頑張ってきた」という社員をよく見かけます。それでも目の前の仕事に汗をかく方々に自分も社会も支えられていると思いますが、自分はなにが得意でどんな人生の選択肢があるのか?レッスン以外にも、その広い可能性を感じる機会を幅広く提供したいと考えています。


私はいわゆる芸事一筋という過去ではありません。
それはやはり、今でもちょっぴり悔しい事実です。
大学時代、哲学の授業で学問とダンス
のつながりについてエッセイを
書いたり、無理やり社会人と舞台出演を両立したり。
気持ちは芸事に心残りがある中、なぜか他のフィールドで生きているという極めて中途半端な年月の中で考えてきたこと。
それは「自分にとって芸事は一体何であるのか?」であり、おそらく私は芸事自体というよりも芸事を通じて自分の新たな可能性を
見出せることにたまらない人生の面白さを感じているのかもしれないと気がつきました。

ダンスはあくまで手段として。
その人の人生の太い礎を育むような時間を
一緒に創っていきたいと思います。

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